飯塚雅弓
「ホントの気持ちともう一人の自分」
がちゃ・・・・・
ドアノブをあける音が聞こえる。
部屋にはまるで誰もいないかのようにひっそりと静まり返っていた。
しかし、その部屋の隅のベットの上には一人の少女が横たわっていた。
ドアをあけた本人はその姿を確認して部屋のドアを閉めた。
「あーちゃん・・・・そこにいるの?」
声になりそうにないような小さな呟きだったがその少女には聞こえたらしい。
「う・・ん・・・・・」
その返事を確認してベットに近づく。
「まーちゃん・・・・・」
そのまーちゃんと呼ばれた女性はベットの隅に腰掛けた。
「どうしたの?元気ないみたいだけど・・・・・」
心配そうにあゆみの顔を覗き込む。
あきらかに元気がない。
顔を見れば一目瞭然だ。
あゆみはまーちゃん・・・・・・いや、飯塚雅弓の妹だ。
あゆみはいつも自分のことを気にかけてくれる雅弓が大好きだった。
雅弓もまた自分の妹を愛してやまなかった。
雅弓はあゆみの感じるとこを的確についてくる。
あゆみは自分でするよりも何倍も感じてしまう。
次第に理性がなくなってきた。
雅弓はあゆみのパジャマのズボンを下ろした。
ピンクのショーツが露になる。
しかもパジャマにくっつくほどそのショーツは濡れていた。
雅弓は何のためらいもなしにそこに唇を這わせた。
「ああああ・・・・だめ・・あ・・・ああああ・・・・」
「感じてるのね、あーちゃん・・・可愛い・・・・・」
ショーツを横にずらし露になったあゆみの秘唇に下を立てた。
器用に舌を使い丁寧に嘗め回していく。
それまで以上に蜜は溢れるばかりだった。
「気持ちいい・・・・まーちゃんのもやってあげたいよぉぉぉぉ・・・・」
その言葉に雅弓は秘唇を愛撫していた口を休め自分の股間があゆみの上にくるように体勢を変えた。
そしてそのままの体勢でパジャマを脱ぎ捨てた。
雅弓のショーツは白い無地のものだった。
可愛らしい、清純な、雅弓にぴったりな・・・・・・・・・。
しかしそのショーツの上からは女性からは考えられないものが飛び出ていた
それが雅弓のイメージを壊しているように見えるのだがあゆみはそうではなかった。
あきらかにいびつで不釣合いなそれは今にでも襲い掛からんばかりにいきり立っていた。
そう、雅弓は突然変異の両性具有・・・・ふたなりであったのだ。
しかし世間にはそれをばらすことなく生活することができた。
妹を含め家族はそれをみんな知っていた。
だがそれで妹を慰めるとは夢にも思わなかった。
しかし、二人はついに一線を超えてしまった。
あゆみはうれしそうに雅弓のショーツを下ろしそのペニスにむしゃぶりついた。
二人はホテルの一室で固まっていた。
別に雅弓は経験がないわけではない。
しかし、何年も思いを募らせていた男性。
緊張しないのがおかしいのだ。
しかも、凶悪な自分が目覚めつつある。
そんな自分と格闘していた。
「じゃあ、先ににシャワー、浴びるね」
と言い残し春海はシャワールームに消えていった。
(私、どうしよう・・・このままじゃ・・・・このままじゃ春海を犯しちゃう!!)
しかし、徐々にペニスが大きくなりそれにつれて雅弓の理性も徐々に消えていった。
軽くシャワーを浴びた春海が帰ってきた。
「雅弓ちゃん、入れば?」
春海がシャワーを進めてきたが雅弓はそれには応じなかった。
いきなり裸で腰に一枚のタオルしか巻いていない春海に抱きかかった。
「ちょ・・・ちょっと雅弓ちゃん?」
雅弓はいやいやっと首を横に振った。
「まーちゃんって言ってくださいっ、もう声優とマネージャーとの関係なんてうんざりです」
「まーちゃん・・・・・」
「はい」
「好きだよ」
雅弓は春海の目をまっすぐ見つめて・・・・・・。
「私も好きです・・大好きです」
そうつぶやいた。
すべてを脱ぎ終え雅弓は春海の前に仁王立ちになった。
そのすべてを見て春海は絶句した。
雅弓に、雅弓にペニスが生えているのだ。
まさしくそれは自分にもついている物と同じだった。
しかし、雅弓には胸があった。
小さいなりにもちゃんとした女性の胸だ。
しかし、その綺麗な上半身には不釣合い極まりない物がついている。
男の春海でもびっくりするほども物が。
今縛られている春海はやっとこの状況を理解した。
自分は雅弓に犯される・・・・・・。
その瞬間背筋も凍るような物を感じた。
「びっくりさせちゃってごめんね、私、両性具有なの、ちゃんとアソコもついているから・・・・」
そんなこといわれて、はいそうですか、と答えられる状況ではない。
「私を愛してくれるなら、ね、舐めて・・・・」
身動きの取れない春海をいいことに雅弓はペニスを春海の顔に近づけた。
春海は身動きが唯一取れる首を左右に振り激しく抵抗した。
しかし、なんでか雅弓は口を開けさせる術を知っている。
女性とは思えない力で顔を押さえつけられた春海はとうとう口を許してしまった。
「ぐ・・・うぐぅ・・・・・」
いくらペニスといえどもそれは雅弓のペニスだ。
やっと、正常なセックスが出来る。
春海は安堵の表情と甘美な表情を交互に表情に出した。
雅弓もフェラチオをしながら自分の秘唇を愛撫していた。
愛液はシーツに水溜りを作るほどにあふれていた。
「もうダメ、入れていい?」
春海は黙って頷いた。
雅弓は倒れている春海にまたがって騎乗位で挿入を開始した。
「ああ、春海のが入ってくる、バイブとは感覚が全然違う・・・あああああああ・・・」
雅弓は再び歓喜の声を上げ激しく腰を振った。
小さな胸が激しく上下する。
そんな光景を下から見上げていた春海も次第に興奮していった。
春海の視界には雅弓のペニスはちょうど入ってこない。
それがさらに春海を興奮させた。
しかし、雅弓のペニスはこれ以上無いくらいにいきり立っていた。
次第に春海も激しく激しく腰を打ち上げていった。
ぴちゃぴちゃと愛液の分泌する音が妙に色っぽさをそそる。
次第に雅弓の3度目の絶頂が近づいてきた。
「わたし、あ・・ま、ま、またいっちゃいよぉ、もうだめぇぇぇ・・・」
「僕も・・もう・・・」
二人とも激しく腰を動かす
以上、参考までに・・・・・