声優陵辱症候群

 〜野川さくらの場合〜


こつっ・・・・こつっ・・・・こつっ・・・・
 
 床を踏む音が聞こえる。
やけにリズム良く聞こえる。
時々、小さなジャンプも加わる。
肩に届くくらいの髪がふわり、と体の動きにあわせて靡いていた。
きっと何も知らぬ人が聞いたら何かいいことが有ったのだろうと思ってしまうほどその足音は楽しげだった。
冷たい感じのする、その無機質な廊下さえ楽園に変えてしまう。
今の彼女にはそんなパワーさえ感じられる。
そこまでに彼女の生活は充実していた。
アニメなどの出演も十分にある。
CDなどの歌手活動も上手く行っている。
それに付け加えてCS放送の番組も早くも1周年を迎える。
それ以上、無いという位の満面の笑みを浮かべながらスタジオまでの廊下を歩いていった。

その声優の名を

〜野川さくら〜

・・・・・・・・・と言う。



震えている。
さくらは今、佐々木の話したことをすべて理解することが出来た。
だからこそ体が言うことを利かない。
まるで親を亡くした子供のように寂しくうつむき、そして悲しそうだった。
「さくらちゃん?」
びくっん、と肩を強張らせ佐々木の方にゆっくりと顔を向けるさくら。
その佐々木の目には今までのような頼りがいのある男の目ではない。
女を性的欲求の解消手段としてしか見えていない野獣のような目だ。
その顔を見たさくらはさらに顔を強張らせる。
「別にいいんだよ、君の仕事がなくなろうと俺の知ったこっちゃ無いしね」
「さぁ、今すぐに決めて貰おうか」
さくらはこの仕事が無くなったとしても別にたいした問題ではない。
しかし、今は頭がうまく働かない。
それはさくらがこの業界での佐々木の影響力を理解している。
それに付け加え雅弓もこの後、仕事が少なくなったようにもさくらには見受けられたからだ。
せっかく声優という職業が軌道に乗ったのにここでダメにはしたくない。
意を決してさくらは佐々木の前で静かに頷いた。
「ふふふ・・・・・・」
佐々木は満足げな笑みを浮かべてさくらに近づこうとした。
その時・・・・・



「濡れやすいね、いつもオナニーとか・・・・してるの?」
佐々木はさくらの耳元でそう呟いた。
「そ・・・・そんなこ・・・と・・・してません・・・あああ・・・・」
佐々木はさくらをいかせようとショーツの中に入れた手に意識を集中させる。
クリトリスに当てた中指にパワフルだが柔らかい絶妙の動きで振動を加える。
「ああああ・・・だめ・・そんなにしちゃ・・ああ・・・」
さくらは体を仰け反らし快感に打ち震える。
そこに佐々木は追い討ちを掛ける様に咥えていた乳首に歯を立てもう一方の乳首を指でつまむ。
「いっちゃえよ、さくら」
そう耳元で呟きクリトリスを思いっきり摘み上げた。
「あああああ・・・だめぇぇぇ・・・さっ、さくら・・・いっちゃうよぉぉぉぉ」
さらに体を限界まで仰け反らし・・・
「いっちゃうぅぅぅ・・・ああああああ・・・いっくぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ・・・・・」
事切れたようにさくらはベットに身をを落す。
失神してはいないようだが肩で荒々しく息をしている。
「まだ寝るのは早いよ、本番はまだまだこれからだからね」
と言い佐々木はさくらのスカートをたくし上げショーツをずり下げた
びしょびしょに濡れているショーツからはイヤラシイ糸が何本も引いている。
「あっ・・・だめ・・・そんなぁぁぁ・・・恥ずかしい・・・・・」
脱がされたさくらは秘唇を露にする。
佐々木はまくれ上がったスカートの中に顔を突っ込み割れ広げられた白い太股の根元に鼻を摺り寄せる。
さくらの愛液と汗の入り混じった甘酸っぱい香りを思う存分に楽しんでいる。
そして我慢できなかったのか、そこにむしゃぶりついた。
「あああああああ・・・」
まだ、いったばかりのさくらは敏感になっている。
「う〜ん、さくらちゃんのあそこ、最高に美味しいよ」
「ああ、だめ・・・そんな・・・・
顔は幼さを帯びていてもさくらの秘唇はもうすでに大人だ。
微かなぬめりをたたえ、サーモンピンクのように鮮やかな秘唇がヒクヒクとうずめきながら、生々しい割れ目を晒している。
その中心をほぐす様に舌を入れていく。
「ああ、愛液が止め処なくあふれてくるよ、さくらちゃんは本当に淫乱だなぁ」
「やだぁ・・そんなこと言わないでっ」
そういって首を左右に振るが体がああでは説得力のかけらもない。
「もう一回いってみようか、さくらちゃん?」
そういって女の一番敏感な所に舌を這わせる。
「ああああ・・・だめ・・まっ・・また・・・・」
佐々木は舌先を広げてクリトリス全体を柔らかく包み込むようにしてペロリとなめ上げる。
「あん・・気持ち良いよぉぉぉ・・・」
甘美な歌声を奏でながらさくらは激しくも悶える。
「どこが気持ちいの、言ってみなよ」
「ああああ・・・クリトリス・・・おっ・・・おまんこのクリトリスがきもちいいのぉぉぉぉ・・・ああああああ」
佐々木は舌全体に振動を持たせながらクリトリスを念入りに愛撫する。

以上、参考までに・・・