「もうひとりの私」

「やまとなでしこのへやへようこそ」
二人は声をそろえてそう叫ぶ。
ここはとある録音スタジオ。
今日は堀江由衣と田村ゆかりのユニット「やまとなでしこ」が
パーソナリティーを勤めているラジオの収録日なのだ。
いつも二人は仲が良く息もぴったりだ。
たまにはHなトークもするが、いつも楽しくこの時間が二人とも好きだった。
今日は収録の後に二人で買い物に行こうと約束していた。
だから、いつも以上にそわそわした収録になっていた。
しかしここは二人ともプロである。
ミスも無く着々と収録が進んでいった。
そして収録も終わりここからは二人ともフリーだ。
「お疲れ様でしたぁ」
二人はそう言って早々とスタジオを去っていった。
今日は天気が良い、何か不思議なことが起こるのではないかと
予感させられる二人だった。

一通り買い物も済ませ二人はいつものカフェでコーヒーを飲んでいた。
「今日はありがとうね、付き合ってもらっちゃって・・・・」
ゆかりは申し訳なさそうに由衣に謝った。
しかし、由衣はいつもの事だと思っているので
そんなことはまったく気にしていない。
何よりそんなとことが由衣のお気に入りであった。
「じゃあ、お詫びと行っては何だけど今日・・・・・・」
ゆかりは恥ずかしそうにそういってうつむく。
「今日?」
由衣は聞き返す。
「うちに来ても・・・・・・いいよ」
その言葉を理解して顔を赤らめながら
「うん」
とつぶやく由衣だった。


電車に揺られながら二人はゆかりの家へと向かう。
なにかさっきから二人は妙にぎこちない。
他の人たちが見たら喧嘩でもしているのではないかと疑ってしまうかもしれない。
由衣は久しぶりにゆかりの家に行く。
これから始まる行為を考えてドキドキしているのかもしれない。
行為とは?それをここで言うのは野暮である。
夕暮れの光が差し込む中、電車はゆかりの住む町の駅へと走らせていく。
二人仲良く肩を合わせながら座っていた。

シャワーを浴びる音が聞こえる。
この5分間二人は一言も口を聞かずシャワーを浴びるだけだ。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
その沈黙を破るかのごとく由衣はゆかりを抱きしめた。
「あっ・・・・・・」
ゆかりは短く声を上げる。
しかし、拒むことはない。
ゆかりは静かにその身を預けた。
それを確認して由衣は愛撫を開始する。
シャワーを手に取りゆかりのヴァギナに軽く当てる。
「由衣・・・・あっ・・だめだよぉ」
ゆかりは感じているのか愛らしく身をよじる。
その隙を見逃さず由衣はゆかりの唇を奪う。

くちゅ・・ぴちゃ・・・ごっく・・・

生唾を飲みこむ音が聞こえる。
「ん・・・うふぅ・・・・ん・・・・・あぅん・・」
由衣は積極的に舌を入れ生唾を送る。


・・・・・バタム・・・・・
部屋の扉を開け二人は寝室に入った。
と・・・・その瞬間すぐに由衣はゆかりをベットに押し倒した。
「あん・・・・だめ・・・・・・・」
ゆかりは口ではそんなことを言っているが抵抗するそぶりは毛ほども無い。
お互いバスタオル一枚なのですぐに肌が光にさらされた。
バスタオルの隙間からはみ出ている乳房にしゃぶりつく。
「ゆかりんのおっぱいおいしいなぁ〜」
由衣は甘えたような声をだし子供のようにゆかりの胸のに吸い付いている。
時には乳首に舌を這わせ時には軽く歯を当てる。
両手では強弱を付けながら揉みしだく。
AV男優顔負けのテクである。
それはいつもの由衣とゆかりの行為ですんなり染み付いていった。
胸を愛撫されているだけなのに全身を稲妻のようなものが走る。
それはふたりに特別な感情があるからであろう。
由衣は胸に吸い付きながらも手を徐々に下の方にずらしていった。
そして秘唇に指を滑り込ませた。
にゅちゅっと音を立て由衣の中指はすんなりとゆかりの中に入っていった。
「あああん、ゆい・・あああああ・・・・あふん・・・」
悩ましい声を上げ悶える。
もう何も考えられない。
そのまま性に対する欲求だけを満たす。
ゆかりの理性はどこかに吹っ飛んだいた。
「ゆ・・・由衣・・・クリトリスも弄って・・・・・・あああああああ」
ゆかりはすでに自分からおねだりを始めた。
由衣は中指を出し入れしながら開いている指でクリトリスを弄った。
「あああ、気持ちいい、由衣の指・・・気持ち良いよぉぉぉ・・・・」
ゆかりは体を仰け反らして歓喜の声を上げた。
それは、女性というよりもメスに近い感じがした。
「ゆかりん・・・・可愛い・・・・いっちゃってもいいんだよ」
そういうと由衣はゆかりの口を自分の唇で塞ぎさらに指の動きを早めた。
「う・・・うん・・・っあ・・・・ああもっと・・・・」
ゆかりの絶頂が近いようだ。
由衣はもう一方の手で自分の秘唇を愛撫し始めた。
「由衣・・・私・・・私・・・・もう・・・・ああああああ」
ゆかりの体がびくびくっと嘶いた。
その瞬間。
「だめぇぇ・・いくぅぅぅぅ・・あああああああ・・・」

以上参考までに